スマートフォンを初めて購入する米国の携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)ユーザーのうち、61.5%が米GoogleのAndroid搭載端末を選んだ――。米調査会社comScoreは7月25日(現地時間)、毎月発表している携帯市場調査「comScore MobiLens」の米国における2012年4月時点(2月〜4月の平均)の結果を発表した。
同期間中に端末を買い換えた携帯電話ユーザーのうち、47.5%がスマートフォンを選んだ。米国ではまだスマートフォンユーザーより携帯電話ユーザーの方が多いが、年内には逆転するとcomScoreはみている。
初めてのスマートフォンとしてAndroidに次いで選ばれたのは米AppleのiPhone(25.2%)、次は米MicrosoftのWindows Phone(7.1%)だった。
スマートフォンからスマートフォンへの買い換えでは、AndroidとiPhoneの順位は変わらないが、Androidは54.2%、iPhoneは33.5%と差が縮まる。これは、次も同じOSを選ぶ(=忠誠度が高い)率が、iPhoneユーザーの方が高いことを意味する。カナダResearch In MotionのBlackBerryユーザーの忠誠度も高く、携帯電話からBlackBerryに買い換える購入者は4.8%だが、スマートフォンからの買い換えでは9.6%になる。
順位 | メーカー名 | 携帯→スマートフォン(%) | スマートフォン→スマートフォン(%) |
---|---|---|---|
1 | 61.5 | 54.2 | |
2 | Apple | 25.2 | 33.5 |
3 | Microsoft | 7.1 | 3.0 |
4 | RIM | 4.8 | 9.6 |
13歳以上が対象。3カ月の平均値(資料:comScore mobiLens) |
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