米Appleは9月5日、Mac OS X向けのJavaアップデートを公開し、Java 6のセキュリティ問題に対処した。アップデートはMac OS X v10.6.8(Snow Leopard)、OS X Lion v10.7以降、OS X Mountain Lion v10.8以降が対象となる。
同社のセキュリティ情報によると、アップデート版の「Java for OS X 2012-005」「Java for Mac OS X 10.6 Update 10」では、Javaをバージョン1.6.0_35に更新した。同バージョンはOracleが8月30日に公開したもので、他の脆弱性と組み合わせて悪用される恐れのあるセキュリティ問題1件を修正している。
なお、Oracleの8月30日の臨時パッチでは、Java 7とJava 6の更新版を公開しているが、Java 7についてはMac向けの更新版もOracleから直接提供されるようになっている。特に今回のJava 7の更新版は、攻撃に利用されていた極めて深刻な脆弱性が修正され、Oracleはできるだけ早くパッチを適用して脆弱性を修正するよう、強く推奨している。
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