ドメイン登録とレンタルサーバ事業を手掛ける米GoDaddyが大規模なサービス妨害(DDoS)攻撃を受け、サービスに障害が出ている。米セキュリティ機関SANS Internet Storm Centeが9月10日のブログで伝えた。
GoDaddyも同日、Webサイトのトップページに掲載した告知で問題に見舞われていることを認め、「一部のお客様に影響が出ていることは認識しており、この状況を非常に深刻に受け止めています。この障害の影響を受けた全サイトをできるだけ早く復旧させるよう、GoDaddy.com全員が対応に当たっています」」と述べた。同社はTwitterでも復旧の状況などを報告している。
SANSによると、この攻撃についてハッカー集団のAnonymousが犯行声明を出した。障害はDNS、Webサイト、電子メールを含むGoDaddyのホスティングサービス全体に及んでいる様子で、同社のサービスを利用しているWebサイトも影響を受けている可能性がある。
現地時間の同日夕方までに状況はある程度改善し、サービスも復旧しつつある様子だという。しかしまだDNSクエリーはタイムアウトになり、サイトにログインできない状態は続いているとSANSは伝えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR