米Microsoftは7件の月例セキュリティ情報を米国時間の12月11日(日本時間12日)に公開し、WindowsやInternet Explorer(IE)などに存在する計11件の脆弱性に対処する。6日の事前通知で明らかにした。
7件のセキュリティ情報のうち、Microsoftの4段階評価で深刻度が最も高い「緊急」は5件あり、Windows、IE、Word、Exchange Serverなどの脆弱性に対処予定。いずれも悪用された場合、リモートでコードを実行される恐れがある。
IEの脆弱性は、Windows 8に搭載されたIE 10を含め、クライアント版のIEが特に深刻な影響を受ける。Windowsの脆弱性の中には、Windows 8やRTも含めてサポート対象の全Windowsに深刻な影響を及ぼすものもある。
残る2件のセキュリティ情報の深刻度は上から2番目の「重要」レベルで、Windowsに存在するリモートコード実行の脆弱性と、セキュリティ機能がかわされる脆弱性にそれぞれ対処する。
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