ソフトウェアによって自在に姿を変え、会話もするという“変身ロボット”を横浜国立大が開発した。2次元キャラを現実世界に召喚して会話を楽しめる日が来るかもしれない。
緑色の人型ロボットをビデオカメラで撮影し、コンピュータに取り込んで人物映像やキャラクターCGなどを合成。リアルタイムにユーザーのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に映し出すという仕組み。独自の画像合成アルゴリズムによって映像を欠損なく合成するほか、音声インタラクションシステム構築ソフト「MMDAgent」の採用で、ロボットに合成したアニメ風キャラなどと会話のやり取りもできるという。
1月には、同プロジェクトの研究者が出資してベンチャー企業「異次元」を設立。事業化に向け、3月から開発キットを試験的に販売するとしている。
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