米国のAndroidおよびiOS搭載端末ユーザーは、平均で1日当たり2時間38分、端末からのネット利用に費やしている──。米調査会社のFlurryが4月3日(現地時間)、モバイル端末の利用状況についての調査結果を発表した。
同社のサービスは30万以上のアプリケーションに統合されており、この調査は10億人以上の月間アクティブユーザーのデータに基づいている。
利用時間の80%は何らかのアプリからで、残り20%がWebブラウザ経由だ。アプリではゲームが最も多い32%(約51分)。次はFacebookの18%(約29分)。Twitterなどの他のSNSは「ソーシャルネットワーキング」として一くくりで6%(約10分)であるのに比べると、Facebookが突出していることが分かる。
Webブラウザとしては、Safariの利用が最も多い12%(約20分)。Flurryは、FacebookのユーザーがFacebook内のリンクや投稿をブラウジングしている行動はFacebookアプリをWebブラウザ的に利用していると見なすことができるとし、そう考えるとFacebookは最も利用されているWebブラウザとも言えるという。
Facebookは株式公開以来、モバイルの収益化を重視してきた。直近の業績発表では、モバイルが売り上げの23%を占め、マーク・ザッカーバーグCEOは業績発表後の電話会見で、「Facebookは文句なしにモバイル企業になった」と語った。同社は4日に、Androidに関係する記者発表イベントを開催する予定だ。
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