ドワンゴは、4月27〜28日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2」の新情報を発表した。在日米陸軍が自衛隊と「超2525中隊」を結成したり、漫画家13人によるライブドローイング、堀江貴文さんの「超ホリエモン企画」など、追加分だけでもお腹いっぱいな感じだ。
11日にユーザーを集めて東京・六本木のニコファーレで開いた発表会では、AR技術を駆使して当日のブース配置をバーチャル体験。5万4000平方メートルの広さに約100ブースが並び、「すべて周りきる方法はありません」(夏野剛取締役)という。
現時点で参加企業・団体数は合計77。川上量生会長が「前回に比べ、カテゴリごとなど細かくスポンサーがついて喜ばしい」と話す一方、夏野剛取締役は「企画が決定するにつれ予想赤字額もどんどん増えている」と嘆く。
「昨年の反省を踏まえて準備しているので運営面で改善される面も多いはず。企画自体もパワーアップしているし楽しんでほしい。2回めは何ごともいいもの、結婚と同じ」(夏野氏)
昨年に続き、会場内「ニコニコ超神社」で1組のカップルが結婚式を挙げる。今回選ばれたカップルは「初デートが昨年の超会議だった」という。
追加情報も続々発表。小説家の夢枕獏さんは27日、会場内のブースで小説執筆に挑む。執筆するのは31年に渡り取り組んでいる“生涯小説”といえるシリーズの「キマイラ」。数万人の動員が見込まれる喧騒の中、6時間で400字詰めの原稿用紙25枚(1万字)を書き上げることに挑戦する。「デジタル野郎の皆さん、手書きのシーラカンスを見に来て下さい」とコメントする夢枕さんの当日の様子は「キマイラチャンネル」で生放送される。
「ニコニコ静画の超Tシャツ工房2」ブースには、「はじめの一歩」の森川ジョージさんを中心に、「あしたのジョー」のちばてつやさん、「モテキ」の久保ミツロウさん、「毎日かあさん」の西原理恵子さんなど13人の漫画家が集まり、2日間かけて合作イラストを描く。完成作品は超会議終了後にTシャツなどに印刷してネット販売する予定。収益は東日本大震災の被災地復興支援にあてる。
自衛隊に続き、在日米陸軍も出展することが決定。自衛隊と共に「超2525(ニコニコ)中隊」を結成し、すべての来場者が笑顔になることを目的とした「Operation Nico×Nico」を発動するという。ブースでパフォーマンスを行うブラスバンド隊は、27日の「超アイドルマスターステージ」にもゲスト参加する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR