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Microsoft、修正した更新プログラムを再配信 不具合問題に対処

» 2013年04月24日 07時26分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは4月23日、不具合が発覚して配信を停止していたセキュリティ更新プログラムの問題を修正し、配信を再開したと発表した。

 問題になっていたのは、4月の更新プログラム「MS13-036」を通じて配信された「KB2823324」。同プログラムではWindowsのカーネルモードドライバに存在する権限昇格の脆弱性が修正されたが、これを適用したWindows 7で再スタートから復旧できなくなったり、アプリケーションが読み込めなくなったりするなどの不具合が一部のユーザーから報告された。

 これを受けてMicrosoftはKB2823324の配信を停止し、全ユーザーにアンインストールを呼び掛けていた。

 新しい更新プログラムの「KB2840149」ではこの問題が修正され、「問題は引き起こさないはず」だとMicrosoftは説明する。

 ユーザーが自動更新を有効にしている場合、KB2840149は何もしなくても適用される。自動更新が無効になっている場合は、「直近で都合がいい時に」(Microsoft)適用するよう促している。

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