任天堂は6月28日、「ポケットモンスター」シリーズ向けに不正なポケモンデータを作り、ゲーム内に送り込める無許諾のスマートフォンアプリが販売されているとし、「ゲームが正常に遊べなくなる場合がある」と注意を呼びかけた。
ヒットポイント(HP)や攻撃力、わざなどのパラメーターを自由に設定した改造ポケモンを作り、非公式サーバを通じてゲーム内に送り込むことができるアプリがスマートフォン向けアプリストアで出回っており、ネットで話題になっている。
任天堂はこういったアプリについて、利用するとゲームに不具合が出たり、遊べなくなる危険性があるほか、改造ポケモンを使って通信を行うと、通信相手も正常にゲームがプレイできなくなるなど相手に迷惑をかける場合もあると警告。ゲームデータ改ざんなどで起きた不具合については、元の状態に戻すなどの対応はできないとし、注意を呼びかけている。
また、ポケモンが主催しているゲーム大会で通常プレイ以外の方法で手に入れたポケモンを使用した場合は、発覚した時点で失格とし、その後のすべての大会への参加を断るとしている。
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