米新興企業のLocketは7月21日(現地時間)、Android端末のロックスクリーンに広告を表示させ、スワイプするとユーザーに1セント提供するモバイルアプリ「Locket」のβ版をGoogle Playで公開した。現段階では米国内でのみ利用可能だ。
Locketをインストールすると、ロックスクリーンにモバイル広告が表示されるようになり、下部中央の青い円を左にスワイプすると広告の関連ページ(Webページやクーポンサイト、映画の広告の場合はトレーラーなど)が開き、右にスワイプすると通常のロック解除が行われる。単にロック解除しただけでも、1セントたまる。
10ドル以上たまると、PayPalで現金化できる。現金化の他に、ギフトカードに追加したり、募金することも可能だ。金額は明示されていないが、1カ月に数百ドルまでという上限が設定されている。
表示される広告は、ユーザーのFacebookアカウントデータ、端末の位置情報、広告閲覧履歴などに基づいてターゲティングされる。現在の広告主は、Domino's Pizza、百貨店大手のSears、美容グッズのNuFACEなど7社で今後拡大していく見込みだ。
現在、友だちを招待すると1ドルもらえるキャンペーン中。また、頻繁にスワイプするユーザーにはランダムにボーナスが加算されることもある。
iOS版も来年にはリリースし、提供地域も拡大していく計画としている。
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