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任天堂「Wii U」、4〜6月は世界16万台にとどまる

» 2013年07月31日 18時27分 公開
[ITmedia]

 任天堂が7月31日に発表した2013年4〜6月期(第1四半期)連結決算によると、同期のWii Uの販売数は世界16万台(うち国内9万台)にとどまった(1〜3月期は39万台)。通期の販売数予想は900万台としているが、その2%にも届いていない。ソフトの販売本数は103万本だった。

 Wii U発売からの累計販売台数は361万台。販売の勢いを取り戻すため、自社有力タイトルを今年後半から来年にかけ集中的・積極的に展開。7〜8月にかけて世界で発売する「ピクミン3」を皮切りに、「ゼルダの伝説 風のタクト HD」「Wii Party U」「スーパーマリオ 3Dワールド」「Wii Fit U」などを投入するほか、「Miiverse」を活用してハード・ソフトの魅力をより多くの人々に伝え、販売の拡大を目指すとしている。

 同期のニンテンドー3DSの販売台数は世界140万台(うち国内64万台)、Wiiは21万台(同2万台)。

 同期の売上高は815億円(前年同期比3.8%減)、営業損益は492億円の赤字(前年同期は103億円の赤字)。円安で為替差益が169億円発生し、経常損益は148億円の黒字(同297億円の赤字)、最終損益は86億円の黒字(同172億円の赤字)と、それぞれ黒字転換した。

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