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ソニーのHMD新モデルはバッテリー搭載 スマホとつないで“どこでも大画面”に

» 2013年09月03日 17時43分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月3日、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の新製品として、バッテリーを搭載することでAV機器だけでなくスマートフォンやタブレットなどと接続してモバイルでも楽しめる「HMZ-T3/T3W」を11月中旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は上位機のHMZ-T3W」が10万円前後、HMDとプロセッサーユニットのワイヤレス接続機能を省いた「HMZ-T3」が8万円前後。


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 「HMZ」シリーズの3代目。1280×720ピクセル表示の有機ELパネル×2を搭載したHMD本体と、バッテリーを搭載したバッテリーユニット、AV機器と接続するためのプロセッサーユニットで構成する。新開発のLSIに搭載したエンハンスエンジンにより高い解像感を実現したという。視野角は45度を確保した。

 バッテリーユニット経由でスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器とHDMI/MHLケーブル(別売り)で接続し、端末に保存した録画コンテンツやネット動画などを大画面で楽しめる。バッテリー使用時の連続視聴時間はHDMIケーブル接続時で最大7時間、MHLケーブルは最大3時間。

 上位モデルの「HMZ-T3W」は、プロセッサーユニットとHMD本体間の接続を無線化できる「WirelessHD」を搭載。AV機器とHMD間のケーブルが不要になるため、ケーブルの長さを気にせず部屋の自由な場所で利用できるとしている。

 HMD本体部のサイズは、189(幅)×148(高さ)×270(奥行き)ミリ・約320グラム。

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