米Microsoftは9月12日(現地時間)、WebメールサービスOutlook.comでメールプロトコルのIMAPと認証プロトコルのOAuthをサポートしたと発表した。
Outlook.comは、MicrosoftのメールプロトコルExchange ActiveSync(EAS)をサポートしており、多数のメールクライアントからメールサーバ上のメッセージを操作できたが、EASに対応していないがIMAPには対応するメールアプリ(Thunderbird、米AppleのMacの「メール」、携帯電話のメールクライアントなど)のユーザーから、IMAPのサポートが強く求められていたという。Microsoftは、EASはほぼリアルタイムでデータの更新が反映されるので、EASをサポートするクライアントではEASを利用するよう勧めている。
IMAP対応のメールクライアントユーザーは、以下の設定でOutlook.comのメールにアクセスできるようになる。
受信 | 送信 | |
---|---|---|
サーバ | imap-mail.outlook.com | smtp-mail.outlook.com |
ポート番号 | 993 | 587 |
暗号 | SSL | TSL |
また、OAuthに対応したことで、ユーザーはOutlook.comのアカウントで新しいサービスにログインできるようになり、サードパーティーのサービスは、ユーザーのOutlook.comにおける個人データを利用できるようになる。GoogleやFacebook、TwitterなどがOAuthをサポートしている。
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