ソニーは9月25日、ハイレゾリューションオーディオ(ハイレゾ)対応のウォークマン「NW-ZX1」「NW-F880シリーズ」計4機種を発表した。ZX1は部品や回路にこだわり、アルミ合金削りだしボディや128ギガバイトメモリを備え、実売価格は7万円台というハイエンドモデルとなっている。
発売するのは、ZX1(12月7日発売、オープン価格、実売予想価格は7万5000円前後)、F880シリーズの64Gバイトモデル(10月19日発売、同、実売予想価格は4万円前後)、32Gバイトモデル(同3万円前後)、16Gバイトモデル(同2万7000円前後)。
それぞれハイレゾ音源(192kHz/24ビット)のWAV、FLAC、Apple Lossless、AIFFの再生に対応。ハイレゾ音域でのノイズ除去を行うフルデジタルアンプ「S-Master HX」、圧縮音源をCD以上の音質にアップコンバートするという「DSEE HX」(最高192kHz/24ビットまで)も搭載する。
ハイエンドモデル「ZX1」はアルミニウム合金を削りだしたモノコックボディと金メッキ処理の心中削りだし部品で高い剛性を実現しているという。背面下部が膨らんでいるのは、高音質のためのパーツを内蔵するアンプ部。電池との接続に低抵抗ケーブル/保護回路を使い、ヘッドフォン駆動用電源には大型の高音質コンデンサを採用するなど、電源にもこだわっている。S-Master HXの音声出力段フィルターにはフィルムコンデンサを採用し、弦楽器やボーカルなど細かいニュアンスを再現できるという。
F880シリーズは、ZX1では省かれているFMラジオやデジタルノイズキャンセリング機能などを備えている。
それぞれOSはAndroid 4.1。再生や曲送りなどのハードウェアボタンを搭載する。
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