UQ、下り最大110Mbps「WiMAX 2+」提供開始 「再び業界最速に返り咲く」
UQコミュニケーションズは9月30日、下り最大110Mbpsのモバイルデータ通信サービス「WiMAX 2+」を10月31日に開始すると発表した。通信の多い都市部から導入し、15年度末には全国に広げる計画。下り最大速度は14年度中の220Mbpsを目指し、「再び業界最速に返り咲く」としている。
「WiMAX 2+」は、7月に同社が新たに総務省から割り当てられた20MHzの帯域を利用して導入する新通信方式。現行のWiMAXと合わせ、連続する50MHzの周波数帯が使用できるようになり、容量拡張と高速化が実現した。下り最大速度は40Mbpsから110Mbpsになる。TD-LTE方式と互換性を確保し、今後海外で使用できるようになる可能性も示唆した。
既存基地局を利用・強化するかたちで新旧通信方式を一体的に処理することで、新規割り当てから3カ月というスピードで新サービス開始に至った。渋谷や秋葉原などトラフィックの混雑したエリアから導入し、開始時は、東京・環状7号線の内側をサービスエリアとする。東名阪を中心に14年3月末には7000局を開設予定で、全国エリアへの拡大は15年3月末を予定する。14年度末には下り最大速度220Mbps、17年度には同1Gbps超を目指す。
サービス開始と同時に発売する新モバイルルーター「HWD14」は、WiMAX 2+に加え現行WiMAXとauの4G LTEにも対応。タッチパネルを搭載し、連続通信時間は9時間以上、同時接続台数は10台。大きさは約62(横)×100(縦)×15.5(厚さ)ミリで、重さは約140ミリ。WiMAX 2+対応機器は今後増やしていく予定という。
料金プランは、WiMAXのみを利用できる「ノーマルモード」、WiMAX 2+とWiMAXを利用できる「ハイスピードモード」、WiMAX 2+とau 4G LTEを利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」の3つ。ノーマルモードは、速度制限・月間利用上限なしで月額3880円。ハイスピードモードは、契約から2年間は月間利用上限なしで月額3880円(3年目以降は上限7Gバイトに達すると通信速度が128Kbpsに制限予定)。ハイスピードプラスエリアモードは、LTE帯を利用した月のみ追加で1055円を支払う仕組みだ。
野坂章雄社長は、「お客様に支持されているノーリミット制と月額3880円は堅持しつつ、より速く快適な通信を利用してもらいたい。14年度中には下り最大速度220Mbpsを実現し、再び業界最速に返り咲く」と意気込んだ。
会見には、KDDI 田中孝司社長も駆けつけ、「auとWiMAX 2+での新しいサービスも予定している。ぜひご期待ください」と話した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
2
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
3
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
4
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
5
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
6
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
7
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
8
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
9
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
10
「Muse」日本で提供開始 MetaのAIエージェント、メルカリやマネフォ、ぴあと連携へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR