NTTドコモとスクウェア・エニックスは9月30日、スマートフォンとタブレットに関する連携を強化すると発表した。ドコモのスマートフォン/タブレット向けゲームプラットフォーム「dゲーム」に、MMORPG「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」を今年12月〜来年2月から配信。ドラクエとコラボしたスマートフォンの開発などを行う。
dゲームで配信するドラクエXは、ドコモ初の「クラウドゲーム」として展開。ゲームプログラムの実行はクラウドサーバで担い、端末側ではストリーミング配信された映像・音声データの再生や操作情報のサーバへの伝達などを担うことで、スマートフォンやタブレットでも、WiiやPCでプレイしているユーザーと一緒にプレイできるようにした。
まずはタブレット端末「dtab」向けに配信。その後、ほかのスマートフォンやタブレットで対応する。
ドラクエの世界観を盛り込んだスマートフォンも共同開発。メタルスライムをモチーフにしたシルバーボディにドラクエのキャラをちりばめ、着信や歩数などでレベルが上がるオリジナルアプリ「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」をプリインストールしている。発売時期など詳細は別途案内する。
今後はドラクエX以外のスク・エニの人気ゲームのドコモスマートフォンやタブレットへの展開など、両社の資産を組み合わせ、より付加価値の高いサービスの提供を継続して検討していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR