ITmedia NEWS > 製品動向 >

ドコモのスマートメガネ「インテリジェントグラス」 相手の顔を認識したり、身の回りをタッチ化したりCEATEC JAPAN 2013

» 2013年10月01日 19時54分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 NTTドコモは眼鏡型のウェアラブル情報端末「インテリジェントグラス」を「CEATEC JAPAN 2013」(10月1〜5日、千葉・幕張メッセ)で参考出展した。ハンズフリーでデジタルコンテンツを楽しんだり、任意のノートやメモを仮想的に操作用タッチパッドとする機能を体験できる。

photo 「インテリジェントグラス」を装着した様子

 「インテリジェントグラス」は眼鏡をかけるように装着し、視野に各種情報を表示して閲覧・操作できるウェアラブル情報端末。デモの1つ「手ぶらでムービー」では、スマートフォンや音声で操作し、ハンズフリーでデジタルコンテンツを楽しめる。また「見るだけインフォ」では、顔認識で相手の名前や名刺情報を表示したり、文字認識して目の前の外国語を翻訳するといったことが可能だ。

 また、身の回りのノートやメモを仮想的に操作用タッチパネルディスプレイにできる「なんでもインターフェース」、ディスプレイ上に映る仮想物体を現実のように触ったり移動したりできる「空間インターフェース」──を含む合計4機能を展示している。

photo 「なんでもインターフェース」のデモ。右手人差し指にはめた指輪がカーソル位置を示す入力端末
photo メモやノート上に仮想的に表示される操作パネルのイメージ

photo 「見るだけインフォ」の概略
photo 「空間インターフェース」の概略

 「今ある技術とこれからスマートフォン端末に搭載していきたい技術を組み合わせて可能になる未来のありうる姿を示した。通信環境やテクノロジーが変化していく中で、既存のデバイスにとらわれず、よりよいインタフェースとサービスの融合を探求していきたい」(説明員)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.