15年の歴史のある音楽プレーヤーソフト「Winamp」が12月20日(現地時間)に終了する。Winampのダウンロードページに11月20日、告知が表示された。
この告知は、最新バージョンであるVer.5.66の公開と同時に表示されるようになった。「Winamp.comと関連するWebサービスは2013年12月20日をもって利用できなくなります。Winamp Mediaプレーヤーもダウンロードできなくなります。それまでに最新版をダウンロードしてください。(中略)15年以上Winampのコミュニティーをサポートしてくださり、ありがとうございました」と書かれている。
Winampは米Nullsoftが1997年に公開したWindows向けの無料/有料のメディアプレーヤー。MP3プレーヤーとして一世を風靡し、1999年に米AOLに買収された。Android版も公開されている。
サービス終了の理由については特に説明はない。親会社であるAOLは広告事業に注力しており、直近の第3四半期の業績は広告収入の好調で増収増益だった。
Winampのコミュニティーでは、オープンソース化を望む声などが上がっているが、このコミュニティー自体も12月20日で終了する見込みだ。
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