ソフトバンクは12月3日、同社傘下のイー・アクセスとウィルコムを2014年4月1日付で合併すると発表した。契約者数は合計で約1100万人となり、PHSを引き続き発展させるとともにスマートフォン分野に注力するとしている。
イー・アクセスを存続会社とする吸収合併方式。合併でウィルコムは消滅する。新会社の社名やブランドは未定。
新会社の社長には現イー・アクセス代表取締役社長のエリック・ガン氏、副社長には現ウィルコム 執行役員 営業統括 マーケティング本部長の寺尾洋幸氏が就任する。
イー・アクセスは3G/LTE通信サービスを展開し、契約者数440万。ソフトバンクが昨年10月に買収を発表し、同社傘下に入った。ウィルコムは国内唯一のPHSサービスを手がけ、契約者は約570万。2010年2月に会社更生法の適用を申請し、その後ソフトバンクの支援で傘下で更生手続きを完了し、ソフトバンクが子会社化した。
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