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サイバーエージェント藤田社長が「恋チュン」動画に出演しなかった理由

» 2013年12月04日 17時58分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 サイバーエージェントの藤田晋社長は、9月に公開され“リア充すぎる”と話題を集めた同社社員によるAKB48「恋するフォーチュンクッキー」を踊ってみた動画に自身は出演しなかった理由について、「各部署の社員に協力してもらったがあくまで有志。僕自身は完成した映像を楽しく見たが、肯定的にとらえる人ばかりではないと思うので、トップ自ら出演するのはやめておこうと思った」と話した。

photo 本人の代わりに「社長ピグ」が登場

 藤田社長は4日、自身のブログでこの件について言及。「会社で踊っていることを快く思わない社員も中にはいるのではないか、その場合、最後の砦である社長(私)が踊っていないほうが良いのでは、ということでピグでの登場に留めた次第」とつづっている。

 藤田社長宛てに「『こんなのやってるけどどうですか』と秋元(康)さんからLINEで直接」連絡があり、即座に引き受けたとのこと。振り付け指導やカット割も社員の手によるもの。制作期間はわずか数日だったという。

 AKB48公式チャンネルで公開されている同動画は、現在再生回数350万回を突破。「国民的アイドルの曲というネタ元のパワーがあるとはいえ、企業名を前面に出した動画がここまで再生されるのはすごいですよね。予想以上の反響で可能性を感じました。そのせいか業界外の方から『あ、“リア充”の会社の』と言われることも近ごろ何度か……、そんなブランディングをしたつもりはないんですけどね(笑)」(藤田社長)

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