10代には“使う”「ツイキャス」、“楽しむ”「Vine」が人気――動画配信サービスの認知度や利用形態に関して、全国の10〜30代のスマホユーザー500人に聞いた調査結果をリビジェンが発表した。
サービスの認知度はYouTube(96.2%)が一番高く、ニコニコ動画(67.8%)、ツイキャス(23%)、Vine(9.6%)と続いた。YouTubeは10〜30代のいずれもで認知度が9割超となったが、ツイキャス(30代12.7%、10代39.2%)とVine(30代4.2%、10代22.5%)は若年層の間でより浸透していた。
実際に投稿・配信したことがあるサービスも最多はYouTube(18%)。次いで、ニコニコ動画が5.8%、ツイキャスが4.6%、Vineが0.8%となった。ツイキャスは認知度に比べて配信経験率が高いことがわかる。
ツイキャスを利用したことのある人に魅力を聞いたところ「Twitterで仲良くなった人が見に来てくれるところ」(15歳・男性)、「ニコ生より手軽で簡単で、暇潰しにはなる」(16歳・女性)、「携帯1つで簡単に配信できるところ」(16歳・女性)、「芸能人が自分のコメントを読んでくれたとき嬉しかった」(22歳・女性)──といった声が集まり、自ら積極的に配信やコメントしている様子が見てとれる。
一方Vineは同じ質問に対し、「6秒でお腹をいためるくらい笑える」(13歳・男性)、「6秒だけなのに動画でストーリーみたいなのが観られて楽しいところ」(16歳・女性)、「短くてすぐに楽しめる動画が多い」(22歳・女性)、「海外と繋がりが多いところ」(18歳・女性)──などが挙げられ、国内外含めた人気の動画を短時間で楽しむものとして利用されているようだ。
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