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ヤフー、「業績連動型」社食オープン 利益目標達成すれば無料に

» 2014年01月31日 19時21分 公開
[ITmedia]

 ヤフーは1月31日、同社初の社員食堂「BASE6」(ベース・シックス)を東京・六本木の本社近くにオープンした。前四半期の全社利益目標を達成すれば、次の四半期のランチが無料になる「業績連動型」を採用したのが特徴だ。


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 本社から徒歩数分の場所(詳細は非公開)にオープンした、116席の食堂で、ベースキャンプの「BASE」と六本木の「6」から名付けた。「201X年までに営業利益2倍」などの経営目標を高い山にたとえ、ふもとのベースキャンプのようにコミュニケーションが生まれ、情報が集まる場所になってほしいという願いを込めたという。

 経営目標を社員に身近に感じてもらうため、「業績連動型」ランチを提供。前四半期の目標が未達成の場合は、1食410円(1食540円から会社が負担する130円を差し引いた額)が社員負担になる。今年3月末まではいったん無料とし、4月から正式に業績連動の仕組みがスタートする。

 ランチタイムの混雑軽減のため、自社の電子チケットサービス「PassMarket」を利用した予約制を採用。ランチメニューは週変わりで、盛り放題のサラダバーなどを提供する。ランチは社員のみだが、夜は社員の家族、社員が招待した関係者も利用できる。

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