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「Gは『大地に立つ』の大地のG」「この年でよくやったなとうぬぼれ」 富野監督「Gのレコンギスタ」語る(3/4 ページ)

» 2014年03月20日 20時48分 公開
[ITmedia]

 実物大ガンダムが現在立っているお台場のホテルで開かれた発表会で、バンダイナムコホールディングスの石川祝男社長は「ガンダムは非常に重要なIP(知的財産)。今期の売上高4850億円のうち、ガンダムだけで700億円の売り上げがある」と、今後の展開に期待した。

photo 機動戦士ガンダム35周年プロジェクトのロゴ (C)創通・サンライズ

 同社グループで「チーフガンダムオフィサー」を務めるバンダイの上野和典社長が35周年プロジェクトの概要を説明。コンセプトは「RISE!―世界は動いている」。「35周年を40周年につなげていく年として、新たなスタートを迎えるガンダムシリーズに期待を」と話した。

photo 富野監督(中央)と石川社長(右から2人目)ら

 「スペシャルゲスト」として登場した富野由悠季監督は「スペシャルゲストじゃないだろう、当事者なんだから。直してくれと言ったのに直っていない」といきなりの富野節。「……という話をできるのは幸せだ。個人事業だったらここまで続けられなかった。キャラビジネスという形で35年続けられたのは関係各位の努力があったから」と感謝した。

 その一方で「関係各位、参入する方々はこのシステムがどういうものか、それは見抜いていただきたい。そういう目線が業界に育っているとは思えない。ガンダムのコラボはもう少し続く業務形態、いやな言い方ですが、と思う」という富野監督らしい見方も。

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