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「Gは『大地に立つ』の大地のG」「この年でよくやったなとうぬぼれ」 富野監督「Gのレコンギスタ」語る(4/4 ページ)

» 2014年03月20日 20時48分 公開
[ITmedia]
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photo 富野監督「ファンのみなさんがいたからこそ。本当に感謝しています」

 ガンダムシリーズの本格的な完全オリジナル新作は「ターンエーガンダム」以来となる富野監督。「ガンダム Gのレコンギスタ」については「ガンダム以降、世代を乗り越えてメッセージをどう伝えるべきか、15年くらい考えてきて具体化できないままきてしまったが、レコンギスタでようやく輪郭がみえてきた」という。

 「G」はガンダムなどを表すが、「最大の意味は『大地に立つ』の大地、Ground。『レコンギスタ』はレコンキスタ(再征服)からだが、『ギスタ』にしなければいけない。それは日本人的な感覚でして、濁点がないと売れないから(笑)……という日本的な視点も取り入れたつもりだ」という。

 富野監督は「世代を超える」ことを強く意識しているようだ。「ガンダムを35年やってきて、今の大人がやってるビジネススタイルが50年続くとは思っていない。コンテンツを改めて打ち出す必要があると思った。それがレコンギスタ」「明らかにORIGINやユニコーンのファンとは違う、あなた方が育てているお子たちに見せていただきたい。そういうものがガンダムというフィールドからできるのではないかと思う」。

 「評価はまだ出ていないが、この年でよくやったと思うと、うぬぼれている。お子たちに、お孫に、こういう物語があるよと伝えていただきたい」

 ガンダム Gのレコンギスタ公式サイトには「元気のGだ!! ロボットアニメで目指すんだ!!」といった富野監督の直筆メッセージが掲げられている。

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