米GoogleがスマートTVサービス「Android TV」を準備中──。The Vergeが4月5日(現地時間)、関連文書を入手したとしてこう報じた。現在サードパーティーが同サービス向けアプリを開発中という。
この文書でGoogleは、「Android TVはエンターテインメントのインタフェースであり、コンピューティングプラットフォームではない」と説明しているという。「Google TV」からの大きな方向転換だ。2010年に発表したGoogle TVは、Androidベースの「テレビ向けプラットフォーム」という位置付けで、テレビでインターネットの利用も可能にするというものだった。Google TVは現在も提供しているが、対応ハードウェアもコンテンツもほとんど増えていない状態だ。
Android TVは米Appleの「Apple TV」や米Amazon.comが2日に発表した「Amazon Fire TV」と同様の、コンテンツを楽しむためのシステムになる見込み。Fire TV(こちらもAndroidベース)と同様に、HuluやNetflixなどの動画ストリーミングだけでなく、ゲームのプレイにも対応し、音声による操作も可能という。
The Vergeによると、GoogleはAndroid端末上のコンテンツをテレビにミラーリングするサービス「Chromecast」とAndroid TVを併存させるという。
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