韓国Samsung GroupのICT企業、Samsung SDSのデータセンターで4月20日午後12時25分ごろに火災が発生し、Samsung.comのサイトがダウンするなどの影響があった。本稿執筆現在、Samsung.comはアクセス可能になっているが、同グループのクレジットカードサービスはまだ利用が制限されている。
Samsung SDSの発表によると、韓国の果川にあるICTセンターで火災が発生したためサーバの運用を停止し、データは他のICTセンターに移行したという。Samsung Cardのトップページには今回のシステム障害で顧客情報の喪失、流出はないと書かれている。同社は現在、出火原因と被害規模を調査中としている。
朝鮮日報によると、ICTセンターの3階の外壁付近で出火し、10階の屋上まで広がったが、同日午後8時40分ごろ鎮火したという。関連企業従業員が軽いけがをした。
Samsung SDSはクレジットカードサービスへの影響に触れているだけだが、Twitter上にはSamsung TVが利用できない、Samsung.comにアクセスできないといったツイートが世界各国から多数投稿されていた。
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