ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

日本初MOOC「gacco」にデータサイエンティスト育成コース 統計学会など協力

» 2014年06月10日 20時50分 公開
[ITmedia]

 NTTデータとNTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェア、日本統計学会は、大規模オンライン講座(MOOC)サイト「gacco」で、データ活用に精通した人材を育てる「データサイエンティスト育成プロジェクト」を始める。

 gaccoは、一流大学の教授のオリジナル講義を無料で受けられる日本初のMOOCサービスとして4月にスタート。新プロジェクトでは、ドコモとナレッジ・スクウェアが11月に統計学講座を開講。統計学会が推薦する複数の大学教授陣が行使を務め、総務省統計局も享禄して公的統計の利用方法についての講座を提供。「これまで大学などを中心に一部の学生しか受講できなかった質の高い統計学の講義を、オンラインで幅広い方が受講できる」ようにするという。

 NTTデータはグループ会社のNTTデータユニバーシティを通じ、12月から反転学習型の研修を提供。オンライン講座で統計学の基礎を学習し、反転学習ではNTTデータの技術や取り組みのノウハウを集約し、ビジネスとしての活用方法や統計ソフトを使った分析実習を行うことで、実践的な知識習得が可能になるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.