任天堂は6月11日、米ロサンゼルスで開かれているゲームの見本市「E3」で、NFC対応フィギュア「amiibo」を今冬から展開すると発表した。Wii UのゲームソフトとNFC経由でデータをやりとりし、キャラクターの育成などが楽しめるフィギュアで、対応ソフト第1弾として年末商戦に投入する「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」にあわせて発売する。
amiiboは、スーパーマリオや、ドンキーコング、「ゼルダの伝説」の「リンク」など、任天堂のキャラクターをかたどったNFC対応フィギュア。Wii U GamePadのNFCリーダーにかざし、Wii U内のゲームソフトとデータをやりとりできる。当初はWii Uのみ対応するが、ニンテンドー3DS向けにも、NFCリーダー/ライターを来年前半に発売する計画だ。
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」では、プレイ中にGamePadにamiiboをタッチすると、ゲーム内にamiiboを読み込み、自分のキャラクターとして成長させたり、友人のamiiboと戦わせられる。必殺技をカスタマイズするなど「自分だけのamiibo」を作れるという。
今後、「マリオカート 8」「マリオパーティ 10」など同社のほかのゲームにも対応させる予定。ゲームとの連動のしかたはソフトによって異なるという。また、さまざまなゲームシリーズから、多彩なキャラのamiiboが登場するとしている。
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