サッカー・ワールドカップ(W杯)の会場警備を担うセキュリティセンターを写した写真にWi-FiのSSIDとパスワードが写り込み、新聞やTwitterで広く出回ってしまうハプニングがあった。
報道によると、この会場は日本×コロンビア戦が行われたブラジル・クイアバのスタジアム。イスラエルのRISCO Groupが運営するセキュリティセンターで、会場内の防犯カメラの映像を監視していた。
地元紙のCorreio Brazilienseは、同センター内に立つ連邦警察幹部の写真を掲載した。ところがこの人物の背後にあるホワイトボードの画面にはWi-FiのSSIDとパスワードが記載されていて、写真に写り込んでしまった。
SSIDは単純に「WORLDCUP」、パスワードはリートスピークを使って「brazil2014」を別の似た文字に置き換えただけの「b5a2112014」だった。
問題の写真はTwitterを通じて瞬く間に広まった。ホワイトボードにはこの他にも、ブラジル政府機関との連絡用の部外秘のメールアドレスも写っていたという。
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