ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社DeNAライフサイエンスは7月9日、一般向け遺伝子検査サービス「MYCODE」を8月中旬に始めると発表した。がんや生活習慣病のリスク、体質など約280項目に関して検査できる。
病気になってからケアする「Sickケア」から、健康な状態を維持する「Healthケア」への転換を掲げ、東京大学医科学研究所との共同研究に基づき、世界最高水準の遺伝子検査を一般消費者に提供する。
40種のがんと25種の生活習慣病を含む疾病リスク、体質や肌質、食習慣に関わる計283項目を検査できる「オールインワン280+」(2万9800円)、主な100種を選んだ「ヘルスケア100+」(1万9800円)、「太りやすさ」「腰のくびれやすさ」など美容やダイエットに関連する35項目を抜き出した「カラダ30+」(9800円)の3コースを展開する(いずれも税別)。
Webサイトから申し込むと郵送される検査キットで唾液を採取し、返送するだけ。統計的な検査結果はWebサイト上でリポートとして閲覧でき、専門医の監修による生活習慣アドバイスやオリジナルレシピも提供する予定だ。
“究極の個人情報”である遺伝子情報を扱うため、セキュリティやELSI問題(倫理的・法的・社会的問題)に十分に配慮し、規範性の高い遺伝子検査サービスを目指すという。
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