ヤマハは、VOCALOIDによる楽曲制作を支援する会員制サービス「ボカロネット」を8月4日に公開した。Webブラウザ上で歌詞を入力するだけでボカロ曲を自動作曲する「ボカロデューサー」(VOCALODUCER)や、楽曲データを保存できるオンラインストレージなどを備えている。
ボカロデューサーは、歌詞を入力するだけで、歌声と伴奏からなる楽曲を全自動で作曲できるほか、シンガー(VOCALOIDの声)やメロディのテイスト、伴奏のジャンルを指定して作曲することも可能だ。
作った曲はオンラインストレージ「ボカロストレージ」に保存され、試聴ページをFacebookやTwitterに投稿できる。ボカロストレージに保存した楽曲データは「VOCALOID Editor」など対応ソフトウェアに直接ダウンロードでき、VOCALOID Editorで編集した楽曲をボカロストレージにアップロードすることもできる。
ボカロデューサーの利用(1日3回まで、1カ月に20回まで)とストレージ500Mバイト分は無料。月額500円のプレミアム会員になれば、ボカロデューサーの利用回数が増える(1日30回まで、1カ月に300回まで)ほか、歌声の種類や伴奏音源、作曲できる小節数、ストレージ容量(5Gバイト)なども拡大する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR