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「頭から氷水」どう広がった? Facebookが分析 シェアされた動画は240万本

» 2014年08月20日 19時13分 公開
[ITmedia]
画像 ボストンから各地に広がっている

 頭から氷水を浴びる動画をSNSで公開し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)について、Facebook上での口コミの広がりを分析した結果を、米Facebookが公開した。

 分析期間は7月1日〜8月17日。Facebook上で投稿やコメント、いいね!などを通じて運動に参加した人は2800万人以上。Facebook上でシェアされた、アイスバケツチャレンジに関する動画は240万本に達したという。

 口コミはボストンを中心に広がり始めたという。多くの投稿は、元ボストン大学野球選手で、2012年にALSと診断されたピート・フレイツ氏にちなんでいたという。

 参加人数トップ10は、順に米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、ブラジル、ドイツ、フィリピン、プエルトリコ、インドだった。

 米ALS協会によると、7月29日〜8月18日に1560万ドルの寄付が集まり、昨年の同期間(180万ドル)を大幅に上回ったという。

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