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レノボ、変形して使える「YOGA」シリーズの新PC、タブレット発表 LTE対応SIMフリーモデルも

» 2014年10月10日 19時17分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 レノボ・ジャパンは10月10日、用途に合わせて変形できる「YOGA」シリーズのノートPC、Android/Windowsタブレットの新機種を発表した。変形パターンの豊富さに加え、ハイエンドモデルにはプロジェクターを内蔵するなど独自機能をアピールする。

photo Android版「YOGA Tablet 2」(10インチ)と「YOGA Tablet 2 Pro」(13.3インチ)

 ノートPC「YOGA 3 Pro」はノートPCモードやタブレットモードに加え、狭い場所での作業に適した「テントモード」、タッチ操作しやすい「スタンドモード」など、4つのスタイルに変形させて使えるのが特徴。負担がかかりやすいヒンジ部を2つから6つに増やし、ディスプレイの回転をよりスムーズにした。

photo テントモード
photo 新色シャンパンゴールド。ゴールド系は今世界のトレンドらしい

 ディスプレイにはQHD+(3200×1800ピクセル)という超高解像度のIPS液晶パネルを採用し、ゴリラガラスで耐久性も確保した。厚さ12.8ミリ、重さ1.19キロと薄型軽量ながら最大約8時間連続使用できる。発売は11月中旬を予定し、価格は21万500円前後。

 「YOGA Tablet 2」Wi-Fiモデルは、Android版を8/10/13.3インチの3サイズ、Windows版を8/10インチの2サイズで展開する。前機種を継承したグリップを備えた形状で、片手や立ったままの操作もしやすいという。グリップ部分を回して引き出すと自立スタンドとなり、動画を見やすい「スタンドモード」、文字入力に適した「チルトモード」に変えられる。

photo グリップ部分は引き出すとスタンドに
photo 壁にかけられる「ハングモード」

 最大170度広げられるスタンド部分を利用し、壁などにかけられる「ハングモード」が新機能として登場。料理など手を離せない作業や、高い目線に固定したいシーンなどに活用できるという。

photo ハイエンドモデルにはプロジェクターを内蔵

 動画視聴にタブレットを活用している人が多い現状を踏まえ、高音質なJBL2.1チャネルサラウンド対応スピーカーを左右に備える。Android搭載13.3インチのハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」は本体にプロジェクターを内蔵。資料や映像を本体だけで壁に投影できる。

 「YOGA Tablet 2」のAndroid版は10月17日発売で価格は2万9500円前後(8インチ)と3万4500円前後(10インチ)。13.3インチのハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」は11月中旬発売予定で価格は5万9500円前後。Windows版は、8インチが3万4500円前後で11月下旬、10インチが10月下旬に5万4500円前後で発売予定だ。

 Android版8/10インチモデル、Windows版10インチモデルはLTE通信対応のSIMフリーモデルを12月中旬以降に投入する予定。価格は未定。

photo 留目真伸専務(右)とゲストで登壇した小島瑠璃子さん(左)

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