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任天堂の4〜9月期、営業赤字が2億円に改善 スマブラは世界322万本

» 2014年10月29日 21時13分 公開
[ITmedia]

 任天堂が10月29日発表した4〜9月期の連結決算は、営業損益が2億円の赤字だったが、前年同期の232億円の赤字からは大幅に改善した。

 売上高は12.8%減の1713億円。「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」が世界322万本を販売し、海外で6月に発売した「トモダチコレクション 新生活」も堅調。3DS販売数はハード209万台/ソフト2330万本だった。通期目標はハード1200万台/ソフト6700万本。

 Wii U販売はハード112万台/ソフト940万本。5月に「マリオカート8」を発売したことで勢いが改善しており、「大乱闘スマッシュブラザーズ」とNFC搭載フィギュア「amiibo」を発売する年末商戦に向け手販売拡大を目指すとしている。通期目標はハード360万台/ソフト2000万本。

 円安による為替差益で経常損益は221億円の黒字に。最終損益は143億円の黒字だった。

 通期では営業損益は400億円の黒字を見込んでいる。

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