ウェアラブルカメラと付属アクセサリのメーカーである米GoProが、来年中にもカメラ搭載ドローン(無人航空機)を発売すると、米Wall Street Journalが11月27日(現地時間)、関係筋の情報として伝えた。自社製の高精細カメラを搭載し、価格は500〜1000ドル(約6万〜23万円)になるという。
GoProは様々な形態のマウントを販売しており、市販のドローンにカメラを取り付けることも可能だ。また、米3D Roboticsのように、GoPro搭載を前提としたドローンを販売しているメーカーもある。GoProが自社製ドローンを発売すれば、こうしたドローンメーカーと競合することになる。
だが、ドローンメーカーの中国DJIや仏Parrotなどがカメラ付きのドローンの販売を始めており、GoProのシェアを脅かそうとしている。
GoProはこの6月に株式公開し、約4億ドルを調達した。
消費者向けドローンは個人が利用するだけでなく、映画の空撮などにも使われている。例えば米国のアーティスト、オーケー・ゴーの最新プロモーションビデオは、全編ドローンに搭載したカメラで撮影されている。
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