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ソニー攻撃、今度は米国のPlayStation Networkがダウン――DDoSか

» 2014年12月09日 07時37分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 ソニーのオンラインゲームサービス「PlayStation Network」(PSN)が米国で12月8日、一時的にダウンした。何者かにサービス妨害(DDoS)攻撃を仕掛けられたとみられる。

 ソニー系列では映画会社のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)も大規模な攻撃を受けるなど、相次いでトラブルに見舞われている。

サービス対応をTwitterで告げていたPSN

 PSNは米国時間の8日午前11時ごろ、Twitterで「一部ユーザーが問題に見舞われている。現在対応中」と報告。数時間後には「PlayStation Networkにサインインしにくかった方は、今試してみてください」と復旧を知らせた。

 これに関連して「Lizard Squad」を名乗る集団が同日午前9時半ごろ、Twitterに「PSN Login #offline #LizardSquad」と投稿していた。Lizard Squadは8月にPSNがサービス妨害(DDoS)攻撃を受けてダウンした時にも関与を認めるツイートを掲載していた。

 報道によると、これに先立ちMicrosoftのXboxのネットワークもDDoS攻撃を受けて一時的にダウンするトラブルに見舞われ、Lizard Squadが12月6日に犯行声明を出していた。同集団は「サンタと違ってわれわれは1日でクリスマスプレゼントを配ったりしない。今月いっぱい、面白いことになる」と予告めいたツイートを残している。

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