米Googleは12月16日(現地時間)、毎年恒例の検索語による1年のまとめの2014年版を発表した。2001年からドイツ語で「時代精神」という意味の「zeitgeist」として提供してきたが、今年は「Year in Search」という名称になったようだ。Year in Searchの検索語ランキングは検索件数ではなく、検索頻度が急上昇したかどうかを重視している。
世界と日本の2014年の総合急上昇ワードは以下の通り。
順位 | 世界 | 日本 |
---|---|---|
1 | ロビン・ウィリアムス | ワールドカップ |
2 | ワールドカップ | 妖怪ウォッチ |
3 | エボラ熱 | ソチオリンピック |
4 | マレーシア航空 | 台風 |
5 | ALSアイスバケツ | アナ雪 |
6 | Flappy Bird | 錦織圭 |
7 | コンチータ・ヴルスト | 羽生結弦 |
8 | ISIS | デング熱 |
9 | アナ雪(Frozen) | 高倉健 |
10 | ソチオリンピック | 御嶽山 |
世界での1位は8月11日に亡くなった俳優のロビン・ウィリアムス氏。同氏の逝去に関連して、娘のゼルダさんがTwitterでの嫌がらせを受けて利用を中止したことでSNSでのいじめ問題を浮き彫りにした。
世界で9位、日本で5位の「アナ雪」こと「アナと雪の女王」は、YouTubeの2014年動画ランキングの日本の音楽部門で関連動画が上位5位までを占めた。
この他、幾つかのジャンル別ランキングも掲載されている。例えば世界の「家電」ランキングでは、1位〜3位が「iPhone 6」「Samsung GALAXY S5」「Nexus 6」、日本の「人気のキャラクター」では、「ドラえもん」「ジバニャン」「ふなっしー」などとなっている。
Year in Searchのトップページからは、「ロゼッタ」「セルフィー」「マレーシア航空」など、10の検索ワードにまつわる説明を読むこともできる。例えばマレーシア航空については、事件の経緯とともに、「行方不明」より「発見」と一緒の検索の方が14倍多かったことなどが語られている。
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