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Google検索の2014年まとめ 世界のトップは「ロビン・ウィリアムス」

» 2014年12月17日 07時53分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは12月16日(現地時間)、毎年恒例の検索語による1年のまとめの2014年版を発表した。2001年からドイツ語で「時代精神」という意味の「zeitgeist」として提供してきたが、今年は「Year in Search」という名称になったようだ。Year in Searchの検索語ランキングは検索件数ではなく、検索頻度が急上昇したかどうかを重視している。

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 世界と日本の2014年の総合急上昇ワードは以下の通り。

Google検索の総合急上昇ワード(2014)
順位 世界 日本
1 ロビン・ウィリアムス ワールドカップ
2 ワールドカップ 妖怪ウォッチ
3 エボラ熱 ソチオリンピック
4 マレーシア航空 台風
5 ALSアイスバケツ アナ雪
6 Flappy Bird 錦織圭
7 コンチータ・ヴルスト 羽生結弦
8 ISIS デング熱
9 アナ雪(Frozen) 高倉健
10 ソチオリンピック 御嶽山

 世界での1位は8月11日に亡くなった俳優のロビン・ウィリアムス氏。同氏の逝去に関連して、娘のゼルダさんがTwitterでの嫌がらせを受けて利用を中止したことでSNSでのいじめ問題を浮き彫りにした。

 世界で9位、日本で5位の「アナ雪」こと「アナと雪の女王」は、YouTubeの2014年動画ランキングの日本の音楽部門で関連動画が上位5位までを占めた。

 この他、幾つかのジャンル別ランキングも掲載されている。例えば世界の「家電」ランキングでは、1位〜3位が「iPhone 6」「Samsung GALAXY S5」「Nexus 6」、日本の「人気のキャラクター」では、「ドラえもん」「ジバニャン」「ふなっしー」などとなっている。

 Year in Searchのトップページからは、「ロゼッタ」「セルフィー」「マレーシア航空」など、10の検索ワードにまつわる説明を読むこともできる。例えばマレーシア航空については、事件の経緯とともに、「行方不明」より「発見」と一緒の検索の方が14倍多かったことなどが語られている。

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