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Intel、iOS/Android/WindowsからChromebookへのデータ移行ツールをリリース

» 2014年12月22日 12時23分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Intelは12月17日(現地時間)、Intelのプロセッサを搭載するChromebookにiOS/Android/Windowsのデータを移行するツール「Intel Easy Migration」をリリースしたと発表した。対応アプリをそれぞれのアプリストアから無料でダウンロードできる。

 これらのアプリを移行元の端末にインストールし、移行先のChromebookにはChrome拡張機能をインストールすると、端末内の連絡先、Webブラウザのブックマーク、写真や動画、音楽、ドキュメントなど(iOSの場合は連絡先、写真、動画のみ)をChromebookに移行できる。Chromebookに移行するといっても、直接Chromebookに保存するのではなく、ChromebookからアクセスできるGoogleドライブに転送する。

 intel 1

 Chromebookに拡張機能をインストールすると、そのChromebookにIntelのプロセッサが入っているかどうかをチェックし、入っていれば以下のようなメッセージが表示され、移行作業を開始できる。

 intel 2 Chromebook側の準備完了メッセージ

 このツールを利用するには、Chromebookで使っているGoogleアカウントの情報をIntelに提供する必要がある。ただし、Intelは移行されるデータについての情報を収集することはないとしている。

 移行元でEasy Migrationツールを起動すると、Googleアカウントの入力を要求され、入力すると自動転送かカスタム転送かを選択する画面になる。転送前にGoogleドライブの空き容量が表示され、空き容量が少ない場合は転送する写真ファイルの解像度を低くするといった調整が可能だ。

 intel 3 Windows版のCustom migrationではドキュメントも選択できる

 写真はGoogle+の「フォト」に、ブックマークはChromeブラウザの「その他のブックマーク」に、連絡先はGmailの「連絡先」に転送される。

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