ユナイテッドは12月25日、Android端末のホーム画面をカスタマイズできるホームアプリ「CocoPPaホーム」をリリースした。ユーザー投稿型着せ替え素材SNS「CocoPPa」の海外ユーザー率の高さを生かし、国外での伸びを見込む。
ホームアプリは、Androidスマートフォン/タブレットのホーム画面を、背景画像やアイコンなどのデザインや時計や天気などのウィジェット、スワイプ時の視覚効果、操作性などについて一括でカスタマイズできるアプリの総称。米国など世界市場では利用頻度や起動率がほぼ100%でユーザーに直接リーチできるホームアプリの注目度は高く、FacebookやYahoo!、Twitterなどが相次いで開発や買収を行う有望な分野だ。
「CocoPPaホーム」は人気アプリの1つ「Themer」を開発する米SS Digital Mediaを開発パートナーとし、米国に拠点を置くユナイテッドの100%子会社CocoPPaと3社の共同チームで開発した。
「CocoPPaホーム」の最大の特徴は、累計3200万ダウンロードを超えるスマートフォン着せ替え素材SNS「CocoPPa」のクリエイターが制作・共有する、アイコン93万個、壁紙19万枚を超える豊富なアイテム数だ。充実した素材で開発工数を減らし、既存のコミュニティーと連動することで相互利用も見込む。
「CocoPPa」のダウンロード数は、国別では米国が28%と日本(14%)の2倍に上っており、全体の85%を海外ユーザーが占めるなど国外市場での強みを生かし、10〜20代の流行やファッションに敏感な女性を中心とした層の獲得、新たなマネタイズ法の確立を狙う。
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