「白地に金のレースだろ?」「正気かい? どうみても青と黒だよ」──ある1枚の写真をめぐり、ソーシャルメディアで激論が交わされている。ドレスを写したなんの変哲もない写真だが、見る人によってドレスの色が違うというのだ。Twitterではセレブも次々に参戦し、世界で議論が盛り上がっている。
写真はあるユーザーがTumblrに投稿したのが発端とされる。そこには店頭らしき場所に陳列されているドレスが映っているが、この服の「色」が問題に。ある人は「少し暗いところに置いてある、白地に金色のレースのドレス」といい、ある人は「青地に黒のレースのドレス」だというのだ。
写真はまたたく間に世界中に拡散。歌手のテイラー・スウィフトさんが「混乱して恐いけど、明らかに青と黒」とツイートするなど、セレブたちもTwitterでさまざまに言及しており、「#whiteandgold #blueandblack」というハッシュタグも。アンケートなどでは白と金が優勢なようだが……。
英紙Daily Mailによると、販売されている実際のドレスは「白と黒」「赤と黒」「ピンクと黒」、そして「青と黒」。「白と金」はないようだ。
ちなみに記者は最初、白と金にしか見えなかった。だが食事の後、もう一度見ると青と黒にしか見えなくなった。つまり同じ人でも両方見えるということになり、ディスプレイなどではなく、視覚の問題だということになりそうだ。「色は脳で作られる」ということを改めて感じさせるこの写真、あなたはどちらに見えますか?
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