米Googleが、ソーシャルサービス「Google+」を、写真編集の「Photos」とソーシャルサービスの「Streams」に分割する。同社の製品担当上級副社長、サンダー・ピチャイ氏が3月2日(現地時間)、MWC 2015のセッションでGoogle+を再編すると語り、PhotosとStreamsの責任者に就任したブラッドリー・ホロヴィッツ氏が自身のGoogle+で発表した。
Google+は同社が2011年6月に立ち上げたソーシャルサービス。ヴィック・ガンドトラ氏(2014年4月に退社)の下、FacebookやTwitterに対抗すべくGmailを使うためにはGoogle+のプロフィールを自動的に作成させるようにするなど(後に回避策を提供)して普及に努めてきた。
当初はコミュニケーションサービス「Hangouts(日本では「ハングアウト」)もGoogle+の1機能だったが、2013年にハングアウトは独立サービスとして分離された。
Google+の「フォト」には、Googleが買収した独Nik Softwareのアプリ「Snapseed」の機能などが統合されており、非常に高度な編集機能がある。同社は先月にも写真/動画の保存/共有サービスを手掛ける米Odyseeを買収し、写真機能の強化を発表している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR