成田国際空港は3月5日、成田空港の公式Webサイトと同社企業サイトが不正アクセスによる改ざんを受け、閲覧者がウイルスに感染した恐れがあると明らかにした。対策のため、両サイトを5日未明から閉鎖。5日午後4時現在、成田空港のWebサイトは、トップページとフライト情報のみを公開している。
同社によると、3月3日の午前0時〜3時の間に複数回不正アクセスを受けた痕跡があり、空港公式サイトのトップページからレストラン情報やショッピング情報などのリンクをクリックしたり、同社企業サイトにアクセスすると、不正サイトに誘導するよう改ざんされていたという。
4日、サイトを運営しているグループ会社の社内PCでウイルスを検知したというアラートがひんぱんに出るようになり、調査したところ不正アクセスの痕跡を発見。対策を進め、5日午前1時ごろからWebサイト閉鎖した。
個人情報の流出は現時点では確認していないという。フライト情報はWebサイトと異なるシステムで運用しており、安全だとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR