米Microsoftがパーソナルアシスタント「Cortana」のiOS/Androidアプリ版を開発中であると、米Reutersがこの件に詳しい筋の話として3月13日(現地時間)に報じた。
Cortanaは、同社が昨年4月にWindows Phone向けの音声認識によるパーソナルアシスタント機能としてリリースした。「Hey, Cortana」と呼び掛けて起動し、様々な質問を音声で入力できる、米Appleの「Siri」や米Googleの「Google Now」と競合する機能だ。次期OS「Windows 10」ではデスクトップでも利用できるようになる見込み。
Reutersによると、Microsoftは今秋にCortanaをWindows 10で利用できるようにした後、iOS/Android向けの独立アプリとしてリリースする計画という。
Microsoftは昨年、CortanaはSiriより賢いという内容のCM動画を公開している。
この動きは、Microsoftのサービスのマルチプラットフォーム化の一環とみられる。同社はiOS/Android向けにOfficeやOutlook、OneDriveなどの提供を精力的に推進している。
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