Cerevoは3月16日、Webサービスと連携する物理鍵スイッチ「Hackey」を発表した。鍵をひねることでクラウド連携した家電やWebサービスを操作できる。発売は今夏、価格は90ドル前後を予定する。
FacebookやTwitter、EvernoteなどのWebサービスと連携する「IFTTT」のレシピに鍵の動作を組み込むことができ、Wi-Fi経由でアクションを指示できる。帰宅した子どもがキーをひねって親に通知する、緊急時に安否を伝える――といった使い方ができる。
制御用APIを開発者向けに公開するため、ユーザーは対応サービスやガジェットを自由に開発可能。鍵の動きをトリガーとして送るだけでなく、Webからの情報を受け取る機能も搭載し、本体のLEDの色を変更できる。寝室のスマート電球と連携し、照明が点いている時はHackeyに知らせる、鍵をひねると電球を遠隔操作しオフに――という使い方を想定する。
直径16ミリの鍵ユニット部分は着脱可能になっており、市販のボタンを装着したり3Dプリンタで自作したり自由にカスタマイズできる。製品化の際は、複数のデザインラインアップをそろえる予定だ。
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