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Facebook、単体アプリ「Riff」──動画大喜利や寄せ書きで遊べるコラボツール

» 2015年04月02日 07時52分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Facebookは4月1日(現地時間)、AndroidおよびiOS向けの新アプリ「Riff」をリリースしたと発表した。日本語化もされている。“お題”を付けた動画を端末で撮影してFacebookに投稿すると、それを見た友達が続きの動画を追加していけるというソーシャルなアプリだ。

↓yu_riff.jif, sample, Facebookによる紹介動画

 大喜利や俳句の連句のような使い方や、共通の友達に送る誕生日メッセージの寄せ書きなどが楽しめる。

 単体アプリだが、Slingshotなどと同様にFacebookのアカウントでログインして使い、投稿先はFacebook(Twitterなどでリンクを共有することも可能)。

 riff 1

 投稿したRiffを視聴できるのは、最初は友達だけだが、誰かが動画(クリップ)を追加すると、その友達の友達も視聴できるようになる。人気の出たRiffはFacebookが「注目動画」としてピックアップして紹介し、全Facebookユーザーが視聴できるようになる。

 riff 2 注目動画はWebでも見ることができる

 作成できる動画は最長20秒まで。Riffを起動してい「新しい動画」をタップし、お題を決めて撮影を開始する。撮影前に3秒のカウントダウンがあるので、その間にアングルを決めておく。プレビュー/撮り直しはできるが、編集機能はない。投稿後、左下の共有アイコンでメッセンジャーやTwitterなどでリンクを共有できる。

 友達のRiffにクリップを追加するには、画面右下の(+)をタップし、撮影する。

 Riffのおおもとの製作者は作品全体を削除したり、作品内の気に入らないクリップを個別に削除したりできる。

 Riffアプリ内で作品を視聴する際、面白くないクリップは左スワイプで飛ばすこともできる。

 Facebookによると、2014年通年のFacebookにおける1人当たりのFacebookへの動画投稿数は前年比で75%増加し、1日当たりの動画視聴数は平均10億回以上で、タイムラインに表示される動画数は前年比3.6倍という。

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