年を取ってもオタク道楽をやめられそうにない人には朗報かもしれない。米国の研究によると、絵を描いたり、工作をしたり、PCでネットやゲームをする人は、こうした活動をしない場合に比べ認知症リスクが低いらしいという。
記憶と思考に問題がなかった平均年齢87歳の256人について、その4年後(平均)を調べた。その結果、絵や彫刻などの芸術活動をしていた人は、していなかった人と比べ軽度認知症が見られたケースが73%少なく、また木工や陶芸をしていた人は45%、コンピュータでネットやゲーム、オンラインショッピングなどをしていた人は53%少なかったという。
萌え絵を描いたり、プラモを作ったり、PCでネットやゲームを楽しんだり──といったオタク道楽は健康な老後に役立つのかもしれない。
研究結果は米神経学会発行の専門誌「Neurology」に掲載された。
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