バンダイナムコホールディングスは5月8日、2015年度(2016年3月期)に「妖怪ウォッチ」関連で320億円の売り上げを見込んでいることを明らかにした。ブームになった前年度の552億円からは大幅減を見込むが、「スーパー戦隊」や「仮面ライダー」を上回る計画だ。
玩具や映像ソフトなど同社グループ全体のIP(知的財産)別売上高見通しで、妖怪ウォッチは「機動戦士ガンダム」の760億円に次ぐ2番手に。国内トイホビー事業に限れば、妖怪ウォッチ(300億円)はガンダム(240億円)を上回る。
同社の14年度(15年3月期)連結決算は、売上高が11.4%増の5645億円、営業利益が26.1%増の563億円など、大幅な増収増益だった。トイホビー事業はガンダムや妖怪ウォッチが好調で、売上高で2割増・利益で6割増と大きく拡大した。
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