「Apple Watch」でTwitterなどのサードパーティー製「コンプリケーション」が利用できるようになるかもしれない。米Appleの製品予測で定評のある米ブログメディア9TO5Macが5月18日(現地時間)、Apple Watchの今後の(OSおよびハードウェアの)アップデートに関する予測を披露した。
「コンプリケーション」は、時計の文字盤上に表示するウィジェットのようなもののこと。現在のApple Watchでは、アラームや月の満ち欠けなど、Apple純正の10種類のコンプリケーションが利用できる。
9TO5Macの情報筋によると、Watch OSの新版にはTwitterのコンプリケーションが組み込まれているという。Twitterのコンプリケーションには大小2種類あり、小さい方では未読件数が、大きい方では新着ツイートの一部が表示されるという。
iPhoneに2007年からある「iPhoneを探す」と同じような、見当たらない端末を探して場合によっては第三者が利用できないようにロックしたりデータを消去する機能を開発中という。
ただし、この機能はBluetooth以外の方法でiPhoneと接続できない現行のApple Watchでは利用できず、無線信号を発信する将来版の端末向けという。
「Apple Watchを探す」には、Apple Watchと接続するiPhoneの距離が一定以上離れるとTapticあるいは光で通知する機能も搭載すると、ある情報筋は語った。類似する機能はAndroid Wearには既にある。
Appleは現行の端末で不整脈通知機能をテストしているという。ただし、この機能を有効にするには、米当局の認可が必要なので、次のアップデートで利用できるようになるかどうかは不明だ。
Appleは数年中に酸素飽和度計、血圧計、睡眠計を、さらに長期的には血糖値測定機能を搭載していくという。
WWDCで発表されるとうわさの「Apple TV」の新モデルを操作するリモコン機能を搭載するという。新Apple TVはSiriに対応し、新しいテレビストリーミングサービスが利用できるようになるとみられている。
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