米Appleは6月30日(現地時間)、音楽サービス「Apple Music」を日本を含む100カ国以上で開始した。
利用開始方法についてはこちらの記事を紹介されたい。ここでは、無料期間終了後の自動更新の無効化の方法、iTunes Matchとの関係、ファミリープランの注意点について説明する。
Apple Musicは加入から3カ月は無料トライアル期間で料金が発生しないが、加入時にクレジットカード情報などの決済方法を入力する必要がある(既にApple IDで他の有料サービスを利用している場合は自動的に表示される)。初期設定では、トライアル期間終了時に自動的に有料サービスに移行するようになっている。移行時に何らかの通知があるかもしれないが、アマゾンプライムのように、特に告知なく有料サービスに移行する可能性もある。
3カ月の無料トライアル後、使い続けるかどうか一旦考えたい場合、オフにする方法は以下の通り。
Apple Musicの左上の赤い人のアイコンをタップし、「アカウント」→「Apple IDを表示」→「購読」の「管理」で表示される「Apple Musicメンバーシップ」の画面で、「自動更新」のスイッチを左にスライドさせる。
Apple Musicの公式サイトの「Apple MusicとiTunes Matchはそれぞれが独立したものですが、補完的な関係にあります。」という説明がある。
年額3980円のiTunes Match加入ユーザーがApple Musicに加入したところ、最初の起動時にiTunes Match上のすべての楽曲がApple Musicの「My Music」タブに表示された。
iTunes Matchユーザーの場合は、「アカウント」→「Apple IDを表示」→「購読」の「ITUNES IN THE CLOUD」に「iTunes Matchの更新」という項目が表示される(右図)。
iTunes Matchを利用していないユーザーの場合は、iTunes Storeで購入した楽曲のみが「My Music」に表示される。
筆者が確認した範囲では、Apple MusicにはiTunes Matchと同じ機能があるわけではなく、自分でリッピングあるいは創作した楽曲をApple Musicでストリーミングしたい場合は、Apple Musicとは別にiTunes Matchの料金も支払う必要があるということのようだ(Appleに確認しました)。
月額1480円で6人までの家族がApple Musicを共有できる「ファミリープラン」は、独立したサービスではなくiCloudの「ファミリー共有」の一部なので、有効にするとApple Musicだけでなく、アプリストアのアプリやiBooksの電子書籍の購入まで1枚のクレジットカードにまとめられてしまう。
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