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「Pepper法人モデル」登場 受付や声かけアプリなど標準搭載

» 2015年07月30日 18時32分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは7月30日、人型ロボット「Pepper」の法人向けモデル「Pepper for Biz」の申し込み受け付けを10月1日に開始すると発表した。一般販売中のPepperをベースに、ビジネスに活用できるアプリを標準搭載したモデルで、月額5万5000円(税別)×36カ月のレンタルプランで提供する。

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画像 一般モデルと法人モデルの違い

 近づいた人にあいさつする声かけアプリや、来客情報を社内担当者にメールで通知する受付アプリ、商品画像を見せながら訴求ポイントを紹介するプレゼンテーションアプリなど、5つのアプリを標準搭載。サポートは電話やWebの専用窓口で対応し、故障時には何度でも交換できる。

 ビジネスでのPepper活用を支援する「Pepper for Bizプラットフォーム」をあわせて提供。ビジネス向けのアプリを簡単にカスタマイズしたり、複数アプリを一括管理したり、接客情報を蓄積してマーケティングに活用する――といったことが可能だ。

 オプションとして、Pepper for Biz導入のためのコンサルティングや独自アプリケーションの開発、追加サポートサービスなども提供する予定だ。

 レンタル料金は月額5万5000円(税別)×36カ月で、中途解約は不可。別途、ロボット手続き手数料(9800円)が必要になる。契約期間終了後、本体は返却してもらう。

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